
お葬式での服装 10の常識 (2008年04月23日)
前回は、結婚式での服装の常識について特集しましたが、今回はお葬式の服装です。
題して、「お葬式での服装 10の常識」
1.通夜のときに着るスーツは?・・・弔事の時には、もちろんブラックスーツでOKですが、突然のお通夜の場合は必ずしも喪服でなくても許されます。急な場合は控えめなカラー、例えばチャコールグレーなども可。突然の訃報に万全な喪服スタイルで臨むのは、用意していたかのようで、かえって体裁がよくありません。
2.ジャケットのベントは?・・・喪服のブラックスーツのジャケットは、通常はノーベンツかセンターベントの物を選ぶのがベターです。サイドベンツのスーツはビジネスの印象を与えるので好ましくありません。もちろん、あまりに丈が短いモダンなデザインの物も不適切。弔事の席にはクラシカルで控えめな物を選ぶとよいでしょう。
3.シャツの色・デザインは?・・・基本的にシャツは白の平織りで、柄等のない物が適当です。ただし、繊細な織り柄くらいは可。間違ってもクレリックやチェック柄等のシャツは選ばないようにしましょう。白色でもボタンダウン等、カジュアルな物は不適当です。
4.ネクタイの色・デザインは?・・・プレーンな織りの黒シルクタイが正解。織り柄は控えたほうがベターです。黒ならばと、黒いニットタイを着用する方もいますが、もってのほかです。お葬式において、着こなしで目立とうとするのは最も非常識。控えめに徹しましょう。
5.カフリンクスの色・デザインは?・・・オニキスの黒色ならばと勘違いしがちですが、カフリンクスは、やはり不適当。弔事の装いにおいて、装飾品は全てNGと心得ましょう。もちろん、ダブルカフスのシャツ自体が不適切。前回も書きました様に、ダブルカフスのシャツはあくまでも、婚礼などのパーティーシーンで着用する物で、弔事では絶対に着ないようにしましょう。
6.ベストのデザインは?・・・婚礼の時等、慶事の際はむしろ着用すべきベストですが、お葬式の際は着用しないのが一般的です。着用する事が完全に間違いではありませんが、必要以上に着飾る事無く最小限の控えめな装いで悲しみの心を表現しましょう。
7.ポケットチーフのたたみ方は?・・・ポケットチーフもやはり着飾る為のアイテムです。ゆえに、弔事の席では、たたみ方云々ではなく、用いること自体が不適切です。ポケットには何も挿さず、着飾らないのが正解です。
8.靴のデザインは?・・・我が国で一般的なのは、結婚式同様にストレートチップかプレーントウ。また、あまり知られていませんが、修道僧の履く靴と言うことで、モンクストラップも弔事の席での着用が認められています。ただし、ブラックカーフ限定。
9.スラックスの裾口は?・・・礼装用の裾口は裾を折り返さないシングルが一般的です。クラシカルなスーツにはダブルが好ましいと言う考え方から、礼装でもダブルがベターと言う誤解が生じる事も・・・。しかし、ダブルはビジネスを感じさせるので、喪服のスラックスにはふさわしくありません。急なお通夜にはダブルでも構いません。
10.アクセサリーはどの程度まで許される?・・・結婚指輪以外は全てNGです。リングやブレスレット等、華美な印象をもたらすアクセサリー類は、弔事の席で身につけないのが基本です。
・・・以上を厳守し、弔事の席では、礼装の基本に準じたブラック&ホワイトの控えめな着こなしで出席しましょう!(MEN’S EX 2007年12月号より抜粋)
