
恥をかかないフォーマル選び (2008年03月31日)
恥をかかないフォーマル選び
春になり、結婚式に出席する機会も増えてくる事と思います。
そこで、冠婚葬祭の場で恥をかかないフォーマルウェアの常識について学んでみたいと思います。
結婚式
1. スーツ編・・・インフォーマルウェア(略礼服)として、すっかり浸透した感のある黒のスーツ。日本では、ビジネスシーンにおいても、ごく自然に着られる様になっていますね。これをセレモニーウェアとして着回さない手はありません。
タイはシルバーの小紋等を選びましょう。結婚式=白タイが一般的ですが、ツヤ感を求めるならシルバーが正解です。クールな表情のシルバーのタイなら白タイよりもグッとお洒落度がUPします。
セレモニー=黒は確かに正しい見解ですが、それ以外のスーツがNGかと言うと、そうではありません。紺無地、グレー無地のスーツ等もパーティーに活躍します。戦後、あるメーカーが黒のスーツに白のタイをセットで販売した事から広まったと言われていますが、日本人の根底には紋付袴があるのでしょうね。
2.シャツ編・・・袖口を折り返したダブルカフスは、もともとソフトな生地に強度を持たせるために生まれた仕様です。誕生当初こそカジュアルなものとして捉えられていましたが、現在ではドレッシーな袖元を演出するのに欠かせない存在となりました。つまり、パーティーシーンにおいて、ダブルカフスであることは絶対条件です。婚礼(昼)のゲスト用シャツはダブルカフスと言う点を除いて、他のディティールは全て、装飾性を排除し、ミニマルを志向しています。詳細は以下で解説します。
襟・・・襟が広がれば広がるほどカジュアルな印象を与えます。許容範囲はせみワイドカラーまで。レギュラーカラーがベストチョイスです。
色・・・黒のスーツとの相性を考えるまでもなく、正統なシャツの色は白です。淡色でもブルーやピンクは避けましょう。柄入りなどもってのほかです。
生地・・・地合が密で滑らかな手触りと光沢を有する生地は上品で、まさにセレモニーにふさわしい風格が漂います。ブロード生地が最適でしょう。白の平織りが基本ですが、繊細な織り柄程度は許容範囲内。
その他・・・ボタン合わせ部分の帯(前立て)がないことと、胸ポケットがない事は絶対条件。あと、言うまでもないですが、クレリックやチェック柄等は選ばない様にしましょう。白色でもボタンダウン等カジュアルな物もNGです。
2. 靴編・・・フォーマル度合いで並べれば、1位、オペラパンプス、2位、プレーントウ、そして、ストレートチップの順になります。しかし、オペラパンプスやプレーントウは夜のセレモニーのイメージが強く、結婚式が日中である事を鑑みると、汎用性の高さではストレートチップに軍配が上がります。
3.補足・・・結婚式では男性が着飾るのはマナー違反です。パーティーのような晴れやかなシーンで着飾っていいのは女性のみ。男性が女性より目立つ事はマナー違反にあたります。例えば、アクセサリーのつけ過ぎとか、スポーツウォッチ等、存在感のあり過ぎる時計をつけたりとか、ラペルのフラワーホールに本当に花を挿したりとかはNGです。あくまで、主賓の引き立て役に徹しましょう。(MEN'S EX 2007・12月号より抜粋)
以上、大まかなポイントを書き連ねましたが、大事な点は主賓より目立ってはいけないと言う点。シャツ編でも書きましたが、フォーマルウェアは全て、装飾性を排除し、ミニマルに向かわなければなりません。オーソドックスが一番と言う事です。この点を間違えると、パーティーの席で赤っ恥をかく事になりかねません。気をつけたいものです。
次回は、お葬式の場でのフォーマルウェアの常識について書きたいと思います。
